活動テーマ

障がい者就労支援事業

 

なぜか分からないが、我が家に障害児を授かった。
子供の成長に合わせて、医療機関、教育関係、福祉施設等各部署と、議論を交わした。

母親は、日々直面している生活を考え、父親は、将来の親亡き後の子供の生活を考えた。

障がいがあるがゆえに逆もあるが、順送りで行けば親は子供より先に死んでいく。
その後の生活は?と想像するに、かなり早い時期から社会で仕事をしながら自立させることを考えなければならない。が、しかし、まともに仕事が出来る環境はないのが現実。一般社会からの理解も乏しい。

3.11以降、出来ることなら自宅の近くで仕事をしたいと言う想いは健常者、障がい者問わず感じているようだ。
だが、地域経済は疲弊し雇用は進まない。障がい者に限らず新卒者の就職率も低迷している時代。
なら、他力本願にならず、自分たちが進んで親亡き後の生活基盤を支える仕事場を創造しなければならない。
生活圏である地域で仕事が出来る支援システム、実際の仕事場を作ることを父親が実践するべきと思う。

親は自分の老後の生活を案ずる気持もあるだろう。子供のことだけが気がかりではないはずだ。
だが、障害を持った子供たちの将来の道筋が作れて、初めて親の安心な老後が来ると。
みんなで考えよう。子供の将来と自分の老後を。


障がい者就学支援事業

 

障害のある子供の就学について
・子供を普通級に入れたいが、教育委員会から特別支援学校や特別支援級をすすめられた。
・子供が普通級に通っているが、教育予算の都合で人的措置ができないので、

  支援級への移動をすすめられた。

・・・などの悩みを抱え、どう判断・対処したらいいか迷っている保護者の皆様へ!

湘南おやじの会が就学支援事業でバックアップします。
(茅ヶ崎・寒川在住の保護者対象)

湘南おやじの会には、障害のある子供たちを育てた経験豊かなおやじ達(とその妻)が沢山います。また他の障害者の保護者の会との横のネットワークもあります。そうした子育て経験者と悩みを共有しつつ語り合うことで、子供にとって最も良い教育環境実現を一緒に目指しましょう。

①子供の就学で悩んでいる保護者のみなさん。先ずは以下にご連絡下さい。
  湘南おやじの会事務局、就学支援事業

②相談内容をお知らせ下さい。
 ※もちろん相談内容の秘密は守ります。
 ※どういう人―例)男性or女性―に相談にのって欲しいか、希望があればお伝え下
  さい。

③おやじの会から、子供の障害や地域性を考慮して、相談員を紹介します。
 ※相談員は基本的にはおやじの会の会員ですが、必要により会員の妻や他の障害
  児関係の団体に依頼する場合もあります。

④電話やメールを使っての相談開始です。
 ※希望があれば相談員が出向いて相談にのります。
 ※希望があれば教育相談(教育行政の就学担当者と保護者との相談)に、相談員が
  オブザーバーとして随行します。
 ※もちろん、相談料等費用は一切必要ありません。

※国連総会の障害者の権利条約(2006年)を受け、近年日本で設置された障害者をメンバーに含む「障がい者制度改革推進会議」では、次のような意見書を文部科学省に提出しました。
①日本の教育行政では、就学先や就学形態の決定に当たっては、本人・保護者の希望を法的に保障する仕組みを確保する必要がある。
②インクルーシブ教育―健常者と障害者が共に学ぶ教育―を実現することは、互いの多様性を 認め合い、尊重する土壌を形成し、障害者のみならず、障害のない人にとっても生きる力を 育むことにつながる。
ところが文科省は保護者がどこで学ばせたいかについて、希望はていねいに聞いていくことはするものの、就学先の決定権を保護者に委ねることには慎重な態度をとっています。そこで、湘南おやじの会ではこの就学支援事業を通じて、保護者の就学希望の実現をバックアップし、先ずは地域からインクルーシブ教育を実現したいと考えています。